株式市場と証券取引所

よく耳にする「1部上場」というのは、株式市場の中の「第1部市場」に上場していることです。では、「株式市場」はどこにあるのでしょうか。株の取引は株式市場で行われていますが、「株式市場」と名前の付いた市場(いちば)があるわけではありません。「どういうこと?」と思われる方もいると思いますので、一度整理してみましょう。

証券取引所ってどこにあるの?

株の売買は株式市場で行われますが、実際の場所としては「証券取引所」で行われます。証券取引所は株の売買だけでなく、上場するための基準を設けて上場したい会社の審査をしたり、上場後も一定のルールが守られているかどうかを監視しています

代表的な証券取引所として、東京証券取引所大阪証券取引所名古屋証券取引所の3つがあり、日本の三大市場と呼ばれています。東京証券取引所大阪証券取引所は2013年に経営統合されましたが、取扱商品などでそれぞれの特性を生かしつつ、双方とも引き続き取引をおこなってます。地方市場としては福岡と札幌に証券取引所があり、その地元に根付いた企業が上場しています。

新東京証券取引所

「銘柄」ってなに?

証券取引所で扱う企業の株は企業名で呼ばれます。これを銘柄(めいがら)と呼びます。三大市場の銘柄数をみると、東京証券取引所が約3400銘柄大阪証券取引所上場銘柄も東京へ移行)、名古屋証券取引所が約300銘柄となっています。

中には重複して上場している会社もありますが、この数字を見ると圧倒的に東京証券取引所の取扱銘柄が多いのがわかりますね。

1部と2部

また各証券取引所には1部市場と2部市場があり、東京証券取引所第1部市場なら「東証1部」というように略して呼ばれることが一般的です。

その他、勢いのある新興企業のための市場も用意されており、有名なところでは「マザーズ」「ジャスダック」(共に東京証券取引所)も新興企業にはかなりの人気で活況を呈しています。

株の取引は世界中で行われている

国内の企業は各証券取引所で株の売買が行われますが、海外にも、その国の株の売買を行う証券取引所があります。海外の株を買いたい場合は、その国の証券取引所で株を買うことになります。

有名な証券取引所としては、米国のニューヨーク証券取引所、英国のロンドン証券取引所がありますね。これに東京証券取引所を加えて世界の三大株式市場といわれています。また、最近では成長目覚ましい中国や東南アジアの株も注目されており、それらも香港証券取引所や上海証券取引所、シンガポール証券取引所などで取扱っています。

本文で使用された株用語

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