特定口座なら確定申告は簡単

特定口座なら税務申告もカンタン

株式取引デビューを果たし、めでたく利益を得ることができたなら、忘れてはならないのが税務申告です。株式取引の利益は大きく分けて「売却益(キャピタル・ゲイン)」と「配当金(インカム・ゲイン)」に分けられます。なんだか難しい言葉と感じられるかもしれませんがご安心を。証券会社の口座を作る際に納税方法を選択することができ、簡単に済ませることもできるようになっています。

株の利益を税務申告

ご自身で税務申告を行う方法、「一般口座」は、年間の収支の計算から確定申告までをすべて自分で行う人のための口座です。株の税金は基本的に申告分離課税になります。平成15年から平成20年の間は税率10%でしたが、平成21年からは20%になっています。しかし、平成22年12月31日までは優遇措置が実施されており、以前と変わらない10%の税率になっています。※2013年1月1日から2037年12月31日までは「復興特別所得税」の対象となるため、2013年は10.147%、2014年以降は20.315%の税率となります。

キャピタル・ゲインとよばれる「売却益」は、確定申告が必要です。毎年かならず利益を得られるとは限りません。そんな時に確定申告をしておけば、損失分を3年間繰り越すことができるので、利益を得た年の課税対象額から損失分を差し引くことができ、納税額を少なくすることができます。また、配当金として得られた利益は、あらかじめ源泉徴収をしたうえで受け取るか、売却益と同じように確定申告を選ぶことも可能です。ちょっと難しいですね。

上場株式等の配当の源泉徴収税率
配当の
支払時期
~平成25年
12月末まで
平成26年
1月以降~
源泉徴収税率 10% 20%
内訳 所得税 7% 15%
住民税 3% 5%

税率10%の優遇措置は平成25年12月末まで延長されました。

面倒な税金の計算は「特定口座」で!

そんな難しそうな納税をより簡単にする仕組みが、「特定口座」です。ネット証券に口座を開設する際に、この特定口座を選択すれば、納めなければいけない税金を証券会社が計算してくれます。

この特定口座は、さらに「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」に分かれています。「確定申告なんて分からない」と言う方は、迷わず「特定口座(源泉徴収あり)」を選択しましょう。その売却益に課される所得税・住民税を証券会社が源泉徴収するため、売却益が発生しても確定申告が不要となります。

特定口座(源泉徴収なし)」を選んだ場合は、年間の収支を証券会社が計算してくれますが、確定申告は自分でしなければなりません。この際、ネット証券が作成し投資家に交付する「特定口座年間取引報告書」を確定申告の添付書類に代用できますので簡単な申告で済ますことができます。

  年間収支の
計算
確定申告
一般口座 自分で
おこなう
自分で
おこなう
特定口座
(源泉徴収なし)
証券会社が
おこなう
自分で
おこなう
特定口座
(源泉徴収あり)
証券会社が
おこなう
証券会社が
源泉徴収

はじめてという方には難しい株と税金のお話しですが、証券会社がきちんとサポートしてくれる仕組みがあります。口座開設の際にしっかりと選んでおきたいですね。

本文で使用された株用語

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