あの会社の正式名称、知ってますか?

今年度は「社名変更が多い」と言われています。確かに各社のニュースリリースなどをチェックしていると社名変更のお知らせが目立つ気がします。

2016年上半期終了時点で社名変更済み、あるいはこれから社名変更することを発表した企業を並べて眺めていたところ、いくつかのパターンが見えてきました。今回はその各パターンを検証してみましょう。

社名変更で有望銘柄探し!

「ホールディングス」がつく

持株会社制への移行というケースでは、みなさんご存知の通り今までの社名そのまま、あるいは少しアレンジしたうえで最後に「ホールディングス」がつくパターンがほとんどですね。

ダイドードリンコ ⇒ ダイドーグループホールディングス
第一生命保険 ⇒ 第一生命ホールディングス
RKB毎日放送 ⇒ RKB毎日ホールディングス
東京電力 ⇒ 東京電力ホールディングス

合併でひと工夫

近年ますます進む企業合併。互いの社名を残し、そのうえでホールディングスを加えたのはこちらです。

ファミリーマート ⇒ ユニー・ファミリーマートホールディングス

それに対して、もともと「ホールディングス」がついていたものの、合併を重ねて社名が長くなってしまっため思い切って短縮したのがこちら。

損保ジャパン日本興亜ホールディングス ⇒ SOMPOホールディングス

年末調整の生命保険料控除証明書で「損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険」と書くのが大変だったのは筆者だけではないはず(笑)。これからはグッとシンプルになるかも知れませんね。

逆にホールディングスをなくします

反対に「ホールディングス」を外したのがこちら。

シチズンホールディングス ⇒ シチズン時計

事業子会社であったシチズン時計を吸収合併したうえで、社名を新たにシチズン時計に変更。誰もが知っている有名企業ではありますが、より「主たる事業」を前面に押し出した感じです。

ずっとそう呼ばれてるので

会社の正式名称よりもブランド名や略称の方が有名な企業もたくさんあります。世間でおなじみの名前を会社名にするのがこちら。

健康コーポレーション ⇒ RIZAP(ライザップ)グループ
大東紡織 ⇒ ダイトウボウ
富士重工業 ⇒ SUBARU

アメリカで「僕が乗っているのは富士重工業のクルマさ♪」と自慢してもおそらく通じません。でも「SUBARU」と言えば多くの人が知っています。そんな優れたブランド力が会社名をも変えた例は過去にもたくさんありますね。

そう呼ばれてる、はずだけど…

消費者から親しまれている略称を正式名称にしたのは北海道最大のコンビニチェーンです。

セイコーマート ⇒ セコマ

しかしこちら、地域や世代によっては「セイコマだろう」や「いやセーコマだよ」など異論も出ているそうです。広大な北海道ですから、同じ道内で呼び方が違っても不思議ではありませんよね。

ブランドとして残す。社名は変わる。

ブランドとしても有名な旧社名はそのままブランドとして残し、企業理念を社名にしたのがこちら。

ガリバーインターナショナル ⇒ IDOM

中古車買い取りの最大手「ガリバー」は社名を「IDOM」に変更しました。「常に挑戦する(=いどむ)」姿勢の大切さを表したものです。

ローマ字や数字もOK

かつては社名を登記する際に「ローマ字」や「アラビア数字」を使用することはできませんでしたが、2002年からはOKになりました。

さらに「&」「-」「’」「.」などの記号も使えるようになり、社名のバリエーションが一気に広がりました。それによって会社設立時だけでなく社名変更時にもユニークで斬新なものが増えていくでしょう。

投資対象として選ぶとき、「社名」や「ロゴ」からくるイメージが影響することもあるでしょう。名前も中身も魅力的な会社が増えるのは大歓迎ですね!

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